所有しているアナログレコードの中でも、特に気に入っているアルバムは、《 ぐるーぷ・だだ 》 というアーティストの 《 組曲 七夕伝説 (1980) 》 と 《 夢模様 (1980) 》 です。
最初に買ったのは七夕伝説の方だったと思いますが、その演奏レベルの高さと、奇抜で独特な楽曲、音像の良さに度肝を抜かれました。
直ぐに 《 夢模様 》 の方も購入したと記憶しています。
ジャンルは和楽器の、特に打楽器を中心とした洋楽器とのコラボフュージョン。
最近は三味線や篠笛などと、ロックやポップスを融合したサウンドジャンルは確立されていますが、当時はまだまだ未開拓な分野で市場での評価も低かったような気がします。
特にテクノやシンセの全盛期の時代でもありましたので・・・。
《 ぐるーぷ・だだ 》 は、ネットで検索してもその情報が殆んど無く、活動の詳細は不明です。
正式名称は平仮名表記で 《 ぐるーぷ・だだ 》
しかし、アルバムには 《 GROUP DA-DA 》 という表示もあり、解説文等でも裏面に英文解説があることから、海外を強く意識した活動だったようです。
名前の由来は打楽器を意味するダダ(打打)と、芸術活動を意味するDadaismのふたつ。
メンバー7名は日本音楽集団という名称の音楽団体の会員。
和楽器を極めたプロ集団でその実力はお墨付き。
日本の和楽器界では有名な方ばかりで、かなり贅沢な面々の共演なのです。
冨田勲や、喜多郎・・・日本の最高峰の音楽として肩を並べてもおかしくない位の音楽レベルであったと言っても過言ではありません。
しかし、プロモーションが悪かったのか、短期で特別な企画のグループだったのか、受容れる時代が早過ぎたのか・・・
その実力が正当に評価されないまま活動は停止してしまったようです。
ディスコグラフィーも、おそらくこのアルバム2枚が全て。
活動情報が皆無と言っていいグループですが、唯一以前、打楽器担当の黒坂 昇氏のHPで、当時の 《 だだ 》 のレコーディングについて触れられたテキストを読んだ事があります。
アルバム制作は、個別での活動もあるメンバーのスケジュールの都合がなかなか付かず、夜中にスタジオに集合して、深夜から明け方にかけて録音を行なったものが殆んどだったそうです。
また、2ndジャケット撮影時のエピソードや、録音時の失敗を減らす為の罰ゲームの話など、興味深い内容でした。(もっと知りたかった。。。)
今聴いても新鮮な音源で、是非再評価して欲しいアーティストなのですが、その知名度の低さからCD化はありえない状況です。
非常に完成度の高い素晴らしい楽曲ですし、現在であれば十分受け入れられるものだと思うので残念でなりません。
ネット上に情報が少ない事から、アルバム内容だけでもデータ化しておきたいと思います。
《 組曲 七夕伝説 (1980) 》
SIDE:1
1.天空―ふたつの星
2.豊潤―天上流れる川
3.織女―心に秘めた愛
4.牽牛―愛の激情
SIDE:2
1.祈願―ふたりの架け橋
2.燃焼―七夕の恋
3.雷鳴―別離の時
4.静寂―ふたつの星
演奏―ぐるーぷ・だだ
藤舎成敏/堅田啓輝/尾崎太一/高橋明邦/黒坂昇/望月太八/西川浩平
リズム・セクション―ミルキー・ウェイ
作曲・編曲―角田圭伊悟
《 夢模様 (1980) 》
SIDE:1
1.祭り
2.手毬舞
3.蜃気楼
4.調べ
5.曙光
SIDE:2
1.荒行
2.乱気流
3.歌拍子
4.夢
5.陽光
演奏―ぐるーぷ・だだ
藤舎成敏/堅田啓輝/尾崎太一/高橋明邦/黒坂昇/望月太八/西川浩平
ゲストミュージシャン
(Dr)村上゛ ポンタ ゛秀一 (G)和田アキラ (B)渡辺建 (Keyboard)中村哲
作曲・編曲―角田圭伊悟・藤舎成敏(SIDE:1-4)・堅田啓輝(SIDE:2-5)
マスター音源のCD化は不可能と思いますが、何とか再結成出来ないものでしょうか。
あの演奏をもう一度聴きたいものです。
実に惜しい・・・・・・。
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