大切なもの
近所のリサイクル屋さんでレアな怪獣ソフビを発見しました。
ウルトラマングレートの怪獣シラリー。
シラリーは本来シーラギ(新羅)と命名されていましたが、いろいろクレームがあり公開直前にシラリーと改名されたという曰く付きの怪獣です。
シラリーのソフビ原型は放送以前に製造されていた為、改名が決定した時は完成品や発送済みのモノまであり慌てて回収となりました。
完成品についてはコテで怪獣名を焼き消す処理が施され、タグも修正されました。
誤って回収が出来ず、当初の販売形態のまま市場に流れ出たモノもあり、いろんな意味でかなりのレア商品です。
今回見つけたのは完成品にコテを当て、名前を焼き消したバージョン。
私も持っていないモノだったので、こりゃ掘り出しモンだーと手に取ってみると・・・
んん・・・
確かにコテ消しシーラギに違いは無いが、良く見ると(良く見なくても)マジックで大きく名前が書いてあるでは無いか!!
これは・・・
子供さんの名前でしょうね。
シーラギの名の消された足裏下に、新たに書き加えられた子供さんの名前。
ちょっとしたペーソスを感じまして、購入しました。
おもちゃに記名するというのは、親心だと思います。
アンティークの世界では、記名は評価を下げる要因のひとつですが、子供を思う親の心が記名に繋がっていると思うと、単に邪魔者扱いもかわいそうな気がします。
現に古い商品で【キレイな状態で残っているモノに限って記名がある】という事例が沢山あるのは、記名する事で誰のモノなのかを明確にし、そうする事で扱いに気を使うという事実が、習慣化されてきた結果では無いのかと思うのです。
手放した理由はわかりませんが、きっと大切にされてきたものだったのでしょうね。
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